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自宅住所を出さない住所貸しバーチャルオフィス|特商法の表示と返品・ファンレターの受け取り

公開日 バーチャルオフィスDB編集部

自宅住所を出さない住所貸しバーチャルオフィス|特商法の表示と返品・ファンレターの受け取り

ネットショップを開くと、販売ページに運営者の住所と電話番号を載せます。自宅で一人で始めた人は、そのままでは自宅の住所が公開されます。配信者やクリエイターが、ファンレターの送り先を公開するときも同じです。

バーチャルオフィスには、郵便の転送を付けずに住所だけを貸すプランがあり、1年目は7,090円から借りられます(女性専用のプランなら4,928円から)。ただし、郵便を受け取らないプラン(METSバーチャルオフィスのライト、GMOオフィスサポート、BLOOM)は、どれも1年目が1万円を切る価格帯にあり、METSバーチャルオフィスのライトは特定商取引法の表示に使えません。

金額はすべて税込です。料金と条件は2026年10月時点のもので、税別の額と、税の表記のない額は1.1倍にしています。

自宅の住所を書く4つの場面

住所を書く場面は4つあり、どこに書くかで、借りる住所に要る条件が変わります。

ネットショップの特定商取引法の表示

通信販売の広告には、販売する人の氏名・住所・電話番号を表示することが、特定商取引法で決められています。ネットショップの「特定商取引法に基づく表記」のページがこれに当たり、商品ページを開いた人ならだれでも見られます。

消費者庁の説明では、バーチャルオフィスの住所を表示してよいのは、その住所が取引の連絡先として働くことを運営会社と取り決め、運営会社が本人の今の住所と本人名義の電話番号を知っていて、確実に連絡が取れる場合です。私書箱は「住所」の表示になりません。そのうえで、特定商取引法の表示に使ってよいプランを、運営会社がそれぞれ決めています。

配信・SNS・ファンレターの宛先

配信者やイラストレーター、作家が、ファンレターやプレゼントの送り先を公開する場合です。住所を載せるだけでなく、届いた手紙や荷物を受け取ってもらう必要があります。

名刺・ホームページ・請求書

取引先に渡す名刺や、事業のホームページ・請求書に載せる住所です。だれでも見られるのはホームページだけですが、名刺や請求書も相手の手元に残ります。DMMバーチャルオフィスのミニマムプランは、ホームページ(特定商取引法の表示を除く)や名刺に載せることを認めていません。

開業届と法人登記

個人事業の開業届に書く住所は公開されません。バーチャルオフィスの住所を納税地の欄に書くと、税務署からの郵便もその住所に届きます。会社をつくるときの本店の住所は登記簿に載り、だれでも見られます。下の表の12プランのうち、法人登記に使えるのはオフィスゼロワンとバーチャルオフィス東京・銀座の2つだけです。

住所だけのプランは、郵便の扱いで3つに分かれる

住所だけのプランは、届いた郵便と荷物をどうするかで、次の3つに分かれます。

郵便の扱い 主なプラン
1. 受け取らない METSバーチャルオフィスのライト(差出人に返す)、GMOオフィスサポートの転送なしプラン(窓口での受け取りも不可)、BLOOMのライトプラン(予告なく捨てる)
2. 郵便は受け取らず、荷物や決まった書類だけ受け取る DMMバーチャルオフィスのミニマムプラン(返品・返送の荷物と、国・都道府県から届く税金の書類)、ミント沖縄のミニプラン(商品の返品などの宅配便を転送)、オールワン名古屋の転送なしプラン(宅配便などの荷物は受け取って転送すると書いている)
3. 郵便も受け取る METSバーチャルオフィスのネットショップ、オフィスゼロワン、R-INNOVATION、NAWABARI、バーチャルオフィス東京・銀座の通販サイト用

ネットショップなら、少なくとも返品を受け取れる2か3を選びます。1のプランの住所を販売ページに載せると、客が送った返品が差出人に戻されるか、捨てられます。METSバーチャルオフィスは、郵便を受け取れないライトは特定商取引法の表示に使えないとしていて、販売ページには、郵便を受け取るネットショップのプラン以上を選ぶよう書いています。

オールワン名古屋の転送なしプランは、料金表の見出しでは「郵便転送すべて✕」としているので、返品の送り先に使うなら、荷物の扱いを申し込む前に問い合わせます。THE HUBの住所貸しプランは、基本の料金に郵便の受け取りが入っていません。受け取るには、転送(月1回で月770円、週1回で月3,300円)か現地受取(月1,100円)のオプションを付けます。

主な12のプランの1年目と2年目の費用

主な住所だけのプランと、ネットショップ向けのプランを、1年目の安い順に並べました。1年目の費用は、初期費用(入会金や初回の手数料)と12か月分の利用料、年会費の合計です。

プラン 1年目の費用(計算) 2年目 郵便と荷物 法人登記 開業届
ミント沖縄(ミニプラン・那覇) 4,928円(1,100円+319円×12か月) 4,928円 郵便は転送しない。返品などの宅配便は転送 不可 可
METSバーチャルオフィス(ライト) 7,090円(3,850円+270円×12か月) 3,240円 受け取らない 不可 可(税務署の郵便は受け取らない)
GMOオフィスサポート(転送なしプラン) 7,920円(0円+660円×12か月) 7,920円(料金の改定を予定) 受け取らない 不可 —
BLOOM(ライトプラン・西新宿) 9,100円(5,500円+300円×12か月) 5,900円 受け取らない(予告なく捨てる) 不可 可
オールワン名古屋(転送なしプラン・名古屋市中区錦) 9,460円(5,500円+330円×12か月) 5,060円 郵便は転送しない。荷物は受け取って転送すると書いている 不可 —
METSバーチャルオフィス(ネットショップ) 10,450円(3,850円+550円×12か月) 6,600円 届いたらすぐ転送(1回550円+送料) 不可 可
オフィスゼロワン(貸し住所サービス・板橋区) 11,000円(5,500円+年払い5,500円) 5,500円 1か月保管(届いても知らせない。転送はオプション) 可 可
R-INNOVATION(住所貸しプラン・銀座) 12,650円(6,050円+550円×12か月) 6,600円 荷物も受け取り、週1回転送 不可 —
DMMバーチャルオフィス(ミニマムプラン) 13,420円(5,500円+660円×12か月) 7,920円 返品と税金の書類だけ受け取り、週1回転送 不可 可
THE HUB(住所貸しプラン) 17,600円(年会費11,000円+550円×12か月) 17,600円 基本の料金には入っていない。月1回転送(月770円)を付けると1年目26,840円 不可 —
NAWABARI(ネットショップ運営プラン・自由が丘) 18,700円(5,500円+1,100円×12か月) 13,200円 週1回転送(転送1回ごとに料金。レターパックライトで500円など) 不可 —
バーチャルオフィス東京・銀座(通販サイト用・銀座) 20,200円(2,000円+6か月分9,100円×2回) 18,200円 届いた日に転送(1件300円+送料) 可 —

開業届の欄の「—」は、公式サイトにプランごとの記載が見つからなかったものです。郵便の転送の手数料と送料(METSバーチャルオフィスのネットショップは1回550円と送料、R-INNOVATIONとDMMバーチャルオフィスのミニマムプランは1回330円〜、バーチャルオフィス東京・銀座は1件300円と送料、NAWABARIは1回ごとの料金)と、送料に充てる預け金(R-INNOVATIONは1,000円から、NAWABARIは1,100円以上、バーチャルオフィス東京・銀座は2,000円。残りは解約のときに返す)は入っていません。転送の費用を入れた1年目は、後の「販売ページに載せ、返品も受け取りたい」で比べています。2年目は、BLOOMのライトプランが月400円に上がって更新の手数料1,100円がかかり、ミント沖縄とオールワン名古屋も更新の事務手数料1,100円、THE HUBは年会費11,000円が毎年かかります。

期間を限った割引は入れていません。NAWABARIは、2026年11月30日までの新規の申し込みで入会金5,500円を0円にするキャンペーンをしていて、使うと1年目は13,200円です。GMOオフィスサポートは新規の申し込みで初年度3か月を無料にしていて、料金の改定を予定しているとも書いています。

住所だけのプランの1年目の費用と、郵便の扱い

いちばん安いのはミント沖縄のミニプランの4,928円ですが、女性専用のバーチャルオフィスで、法人は契約できません。同じ会社のTAPIOCAも、東京(南青山・渋谷)の住所で同じ形のミニプランを女性専用で貸していて、1年目は6,028円です(初回の手数料1,100円+319円×12か月+年会費1,100円)。

契約できる人が決まっているプランは、ほかにもあります。BLOOMのライトプランは個人と個人事業主だけ、オールワン名古屋の転送なしプランは個人の契約だけ、METSバーチャルオフィスのネットショップのプランは、ネットショップを運営している人だけが申し込めます。THE HUBの住所貸しプランは、拠点一覧の75拠点のうち、住所貸しプランの表示がある19拠点だけで使えます。

このほか、札幌と那覇の住所を貸すサテライト札幌・サテライト沖縄のライトプラン(1年目7,236円=初回の手数料3,300円+328円×12か月。宅配便は受け取って転送)もありますが、法人登記に使えるかがはっきりしない(サイトの見出しには「この料金で法人登記も可能」とある一方、ライトプランの説明には登記がない)ので、表に入れていません。グリーントラストサポートは札幌の住所を1年一括6,000円で貸していますが、サイトの見出しで「私設私書箱」とうたっています。消費者庁の説明では私書箱は「住所」の表示にならないので、この記事では販売ページの特定商取引法の表示に使えるプランに数えず、表にも入れていません。

ネットショップの特定商取引法の表示に使うとき

ネットショップの表示に使う住所は、「表示に使ってよいと決められているか」と「返品を受け取れるか」で選びます。

表示に使ってよいと書いているプラン

特定商取引法の表示に住所を使ってよいかは、公式サイトに次のように書かれています。

プラン 公式サイトの書き方
ミント沖縄(ミニプラン) 利用の例に、ネットショップの特定商取引法の表記を挙げている(女性専用・個人のみ)
GMOオフィスサポート(転送なしプラン) 「ネットショップでの表記など、住所のみ必要な方」向け
BLOOM(ライトプラン) 名刺・ウェブサイト・ネットショップの住所・特定商取引法の表記に使える
オールワン名古屋(転送なしプラン) 利用の例にネットショップの開設のときの登録と、特定商取引法の表記を挙げている
METSバーチャルオフィス(ネットショップ) 特定商取引法の表示と、発送元の伝票に使える。ライトは表示に使えない
オフィスゼロワン(貸し住所サービス) 特定商取引法に基づく表示への住所の表示に使える
R-INNOVATION(住所貸しプラン) 特定商取引法の表記に住所が要るネットショップの運営者向け
DMMバーチャルオフィス(ミニマムプラン) 特定商取引法の表記には使えるが、それ以外のホームページ・名刺・銀行口座・契約書には使えない
NAWABARI(ネットショップ運営プラン) 特定商取引の利用がプランに含まれる
バーチャルオフィス東京・銀座(通販サイト用) 特定商取引法の表記欄に載せる住所・電話番号・メールアドレスを貸す(どれも共用)

GMOオフィスサポートとBLOOMは表示に使えるとしていますが、郵便を受け取りません。消費者庁の説明の「確実に連絡が取れる」に照らすと、販売ページには、少なくとも返品を受け取れるプラン(郵便の扱いの2か3)が合います。

返品を受け取れるか

返品を受け取れる主なプランと、着払いの扱いを並べました。

プラン 返品の受け取り 着払い
ミント沖縄(ミニ) 商品の返品などの宅配便を転送 受け取らない(代引き・クール便も)
METSバーチャルオフィス(ネットショップ) 契約名か屋号あての郵便・荷物を、届いたらすぐ転送 受け取らない。不在票が転送されて届くので、自分で再配達を頼む(届くまでに日数がかかり、保管期限に間に合わないことがある)
R-INNOVATION(住所貸し) 荷物も受け取り、毎週水曜に転送(追跡のある郵便・荷物は受け取り1件330円。送料とあわせて預け金から) —
DMMバーチャルオフィス(ミニマム) 返品・返送の荷物を受け取り、毎週水曜に転送。伝票の宛名か品名に、返品と分かるように書いてもらう ゆうパック・ゆうメール・ゆうパケット・ヤマト宅急便の着払いを、1か月5,000円まで受け取る(着払いの代金と、受け取りの手数料1回330円がかかる。ゆうパックなどは宛名に「DMM.com内」と書いてもらう)
NAWABARI(ネットショップ運営) 週1回転送 受け取らない(クール便も)
バーチャルオフィス東京・銀座(通販サイト用) 返品の受取先に使える。届いた日に転送(1件300円+送料) 受け取る(住所を使えるコースはすべて着払いも受け取ると書いている)

「—」は、公式サイトに記載が見つからなかった欄です。着払いの返品を受け付けるショップなら、着払いを受け取るDMMバーチャルオフィスのミニマムプラン(1年目13,420円)か、バーチャルオフィス東京・銀座の通販サイト用(1年目20,200円)から選びます。

電話番号も表示するとき

住所と電話番号をまとめて借りられ、特定商取引法の表示に使えると書いている会社には、次の3社があります。

バーチャルオフィス東京・銀座の通販サイト用のプランは、共用の電話番号が付き、購入者からの問い合わせ(平日9時〜18時)にオペレーターが答えて、内容を電話やメールで知らせます。自分専用の番号にするには、電話のコースを別に契約します。

NAWABARIのネットショップ運営プランには、契約者全体で共通の電話番号(基本は050番号。東京都に活動の拠点があれば03番号)が付きます。かかってきた電話は留守番電話で預かり、文字にした内容をマイページで見せます(月30件まで無料)。電話の転送はできず、自分だけの番号にするにはオプションの電話転送か電話代行を契約します。

ユナイテッドオフィスは、ネット通販の特定商取引法の表示に住所と電話番号を使えると書いています。03などの専用の番号で電話を受けるテレボックスMは、年払いで月3,190円、1年目は初回登録料5,500円と合わせて43,780円です(5,500円+3,190円×12か月。03番号は東京23区内に住んでいる人に限る)。ほかに、申し込むときに保証金10,000円と、郵便・通信の預け金10,000円を預けます(どちらも解約のときに精算して返す)。

配信・創作の活動で住所を使うとき

配信者や作家がファンレターやプレゼントの送り先に住所を使う場合は、届いたものをどう扱ってもらえるかで選びます。

郵便を受け取らないプランは使えません。返品と税金の書類だけを受け取るDMMバーチャルオフィスのミニマムプランも、ファンレターやプレゼントの受け取りを、してはいけない例に挙げています。表の3(郵便も受け取る)から選びますが、METSバーチャルオフィスのネットショップはネットショップを運営している人だけが申し込め、登録した名前と宛名が完全に一致しないものは受け取りません。

届いた荷物を確かめてくれるか

NAWABARIは、届いた郵便物の外見の写真とサイズに加えて、GPSや盗聴器が入っていないかを調べた結果をマイページで見せ、そのうえで転送・保管・廃棄を指示できます。開封して中を読み込むサービス(月1,100円+1通110円)もあります。

NAWABARIが受け取るのは3辺の合計170cm未満・30kg未満までで、クール便・生もの・着払いは受け取りません。生花や食べ物のプレゼントを受け取りたいなら、冷凍・冷蔵・生ものも受け取るバーチャルオフィス東京・銀座(届いた日に転送・1件300円)があります。

本名以外の名前で受け取れるか

活動名あての郵便を受け取るには、その名前を登録しておきます。NAWABARIのネットショップ運営プランは、個人で使う場合、追加の屋号を10個まで無料で登録できます。

副業・個人事業で住所を使うとき

会社に勤めながら副業をする人や、個人事業を始める人は、開業届や名刺に載せる住所を決めます。開業届に使えるかと、あとで法人にするときの変え方を比べました。

開業届に使えるか

開業届に使えると書いているプランでも、税務署からの郵便を受け取るかが違います。

プラン 開業届と郵便
DMMバーチャルオフィス(ミニマム) 開業届に使え、国や都道府県から届く個人事業主としての税金の書類を受け取って転送する
METSバーチャルオフィス(ネットショップ) 開業届の住所に使え、税務署の郵便も転送する
オフィスゼロワン(貸し住所サービス) 個人事業の事業所の住所に使え、郵便は1か月保管する
METSバーチャルオフィス(ライト) 開業届の住所に使えるが、税務署の郵便は受け取らない
BLOOM(ライト) 開業届に使えるが、郵便は予告なく捨てる
ミント沖縄(ミニ) 個人事業の開業届に使えるが、郵便は転送しない

ツムグ前橋の住所利用プラン(月2,200円)は、法人登記にも開業届の記載にも使えません。

あとで法人にするとき

住所だけのプランで会社をつくるときは、登記できるプランに変えます。変え方と費用は、会社ごとに次のとおりです。

BLOOMのライトプランは法人の契約ができず、ライトプランの住所で法人登記をすると強制退会になります。登記できるビジネスプランへの変更には、手数料3,300円がかかります。

ミント沖縄は、郵便を転送するプランへ変えるときに、料金の差額と変更の手数料1,100円がかかります。

ツムグ前橋は、住所利用プラン(月2,200円)からバーチャルオフィスプラン(月4,400円)へ翌月から変えられ、入会金はもう一度かかりません。登記と開業届に使うには、さらに登記のオプション(月1,100円)を付けます。

法人にする時期が決まっているなら、最初から登記できるプランを選ぶと、住所を変えずに済み、名刺やホームページの刷り直しが要りません。オフィスゼロワンの貸し住所サービスは、法人登記にも使え、1年目11,000円、2年目から1年5,500円です。郵便は1か月保管しますが、届いても知らせないので、転送のオプション(1年16,500円)を付けるか、自分で問い合わせます。

使い方で選ぶ住所だけのプラン

表の費用と郵便の扱いから、使い方ごとにいちばん安いプランと、次の候補を挙げます。

販売ページに載せ、返品も受け取りたい

返品を受け取れるプランは、届いた郵便や荷物を転送するたびに費用がかかります。特定商取引法の表示に使えると書いていて、返品も受け取れる8プランのうち、女性専用のミント沖縄(1年目4,928円)と、荷物の扱いが料金表の見出しと食い違うオールワン名古屋の転送なしプラン(1年目9,460円。申し込む前に問い合わせる)を除いた6プランを比べました。

12プランの表の1年目の費用に転送の費用を足し、月に1回届く場合と毎週届く場合を数えています。1回は50g以内の封書1通とし、送料が実費の会社は定形郵便の110円で数えました(バーチャルオフィスおすすめ26選と同じ数え方)。

プラン 1回の転送の費用 月に1回届く場合の1年目 毎週届く場合の1年目
R-INNOVATION(住所貸しプラン) 送料330円(100gまで) 16,610円(12,650円+330円×12回) 29,810円(12,650円+330円×52回)
DMMバーチャルオフィス(ミニマムプラン) 送料330円(150gまで) 17,380円(13,420円+330円×12回) 30,580円(13,420円+330円×52回)
METSバーチャルオフィス(ネットショップ) 手数料550円+送料110円 18,370円(10,450円+660円×12回) 44,770円(10,450円+660円×52回)
NAWABARI(ネットショップ運営プラン) レターパックライト500円(普通郵便では送らない) 24,700円(18,700円+500円×12回) 44,700円(18,700円+500円×52回)
バーチャルオフィス東京・銀座(通販サイト用) 手数料300円+送料110円 25,120円(20,200円+410円×12回) 41,520円(20,200円+410円×52回)
オフィスゼロワン(貸し住所サービスに転送のオプション) 転送のオプションが1年16,500円(封書の送料は運営会社が負担) 27,500円(11,000円+16,500円) 27,500円(11,000円+16,500円)

返品の荷物は封書より送料が高く、サインの要る荷物には受け取りの手数料もかかります(R-INNOVATIONとDMMバーチャルオフィスは1件330円、METSバーチャルオフィスは1個550円)。この記事の会社の紹介の枠にある「毎週転送の1年」は、法人登記できるプランで数えた額で、住所だけのプランの額ではありません。

届くのが月に1回ほどなら、いちばん安いのはR-INNOVATIONの住所貸しプラン(16,610円)で、DMMバーチャルオフィスのミニマムプラン(17,380円)、METSバーチャルオフィスのネットショップ(18,370円)が続きます。R-INNOVATIONは銀座の住所で、届いた郵便と荷物を毎週水曜に転送しますが、ネット上に住所を載せるときは画像にする決まりです。

全国の店
1店
法人登記できるプランの月額
—
毎週転送の1年
—
窓口で受け取れる店
1店
会議室のある店
なし

毎週届くなら、転送の料金が1年16,500円で決まっているオフィスゼロワン(27,500円)がいちばん安く、R-INNOVATION(29,810円)が続きます。オフィスゼロワンは、荷物を送料の着払いで転送し、着払いで届く荷物は受け取りません。

住所を文字で載せ、ホームページや名刺にも同じ住所を使うなら、月に1回届く場合はMETSバーチャルオフィスのネットショップ(18,370円)がいちばん安くなります。R-INNOVATIONは住所を画像で載せる決まりで、DMMバーチャルオフィスのミニマムプランはホームページや名刺に載せられないためです。METSバーチャルオフィスは日本橋・新宿御苑・赤羽の住所から選べ、開業届にも使えますが、ネットショップを運営している人だけが申し込めます。

全国の店
4店
法人登記できるプランの月額
1,430円〜
毎週転送の1年
50,050円
窓口で受け取れる店
3店
会議室のある店
4店

返品を着払いで受け付けるなら、着払いを受け取ると書いているDMMバーチャルオフィスのミニマムプラン(月に1回届く場合の1年目17,380円)か、バーチャルオフィス東京・銀座の通販サイト用(同25,120円)です。DMMバーチャルオフィスは銀座を除く15か所の住所から選べますが、ホームページや名刺には載せられません。

全国の店
16店
法人登記できるプランの月額
2,530円〜
毎週転送の1年
53,020円〜
窓口で受け取れる店
3店
会議室のある店
2店

名刺やホームページに載せるだけ

販売ページには載せず、名刺やホームページに載せるだけなら、郵便を受け取らないプランでも足ります。いちばん安いのはMETSバーチャルオフィスのライト(1年目7,090円、2年目から3,240円)で、ホームページ・名刺・開業届に使えます。届いた郵便は差出人に戻るので、取引先から郵便を受け取る住所には使えません。

郵便を受け取らないプランには、BLOOMのライトプラン(1年目9,100円、2年目から5,900円)とGMOオフィスサポートの転送なしプラン(1年目7,920円)もありますが、どちらも1年目はMETSバーチャルオフィスのライトより高く、BLOOMは2年目からも高くなります。

ファンレターやプレゼントを受け取りたい

上で書いたとおり、NAWABARIのネットショップ運営プラン(1年目18,700円)は、届いた郵便の写真とGPS・盗聴器の確認を見てから、転送するかを決められます。

全国の店
1店
法人登記できるプランの月額
1,650円〜
毎週転送の1年
51,300円
窓口で受け取れる店
なし
会議室のある店
1店

副業で始め、あとで法人にする

表の中で法人登記に使えるのは2つで、郵便を転送しないなら、オフィスゼロワンの貸し住所サービスが安く、1年目11,000円、2年目から5,500円で、開業届にも使えます。

転送のオプションを付けると1年目は27,500円になり、月に1回の転送で数えると、すべての郵便を届いた日に転送するバーチャルオフィス東京・銀座の通販サイト用(25,120円)のほうが安くなります。毎週の転送なら、オフィスゼロワンのほうが安くなります(バーチャルオフィス東京・銀座は41,520円)。

全国の店
1店
法人登記できるプランの月額
458円〜
毎週転送の1年
27,500円
窓口で受け取れる店
1店
会議室のある店
なし

よくある質問

販売ページの表示と、銀行の口座についての質問です。

本名や住所を、販売ページに出さずに済みますか?

消費者庁の説明では、個人は戸籍上の氏名(商業登記簿に載せた商号でも可)を表示し、屋号やサイト名だけでは足りません。法人がネットで販売するときは、代表者か通信販売の責任者の氏名も表示します。ただし、消費者から請求があれば遅滞なく知らせることを広告に表示し、実際にそうできる体制があれば、表示の一部を省略できます。個人事業者は、これで住所と電話番号を省くことができます。

販売ページに、住所を文字で載せられますか?

R-INNOVATIONは、ネット上に住所を載せるときは画像にする決まりです(事情があれば相談)。METSバーチャルオフィスは、ネットショップのプランで住所を文字で載せられると書いています。モールの出店の登録などで住所を文字で入力するなら、画像の決まりのない会社を選びます。

住所だけのプランで、銀行の口座はつくれますか?

DMMバーチャルオフィスのミニマムプランは、銀行口座への記載をしてはいけない例に挙げています。ほかの会社もプランごとに決まりが違うので、口座に使う予定があれば、申し込む前に運営会社に問い合わせます。

まとめ

自宅の住所を出さずに住所を借りるときの要点です。

  • 特定商取引法の表示には、氏名・住所・電話番号が要る。個人は戸籍上の氏名で、請求があれば遅滞なく知らせると表示すれば、住所と電話番号は省略もできる
  • 住所だけのプランは、郵便を「受け取らない」「荷物や決まった書類だけ受け取る」「郵便も受け取る」の3つに分かれる
  • 1年目の最安はミント沖縄のミニプラン(4,928円)だが、女性専用で法人は契約できない
  • 販売ページに載せて返品も受け取るなら、転送の費用を入れた1年目は、届くのが月に1回ならR-INNOVATIONの住所貸しプラン(16,610円)、毎週ならオフィスゼロワンに転送のオプションを付けた額(27,500円)がいちばん安い(女性専用のミント沖縄を除く)
  • 月に1回届く場合で、住所を文字で載せ、ホームページや名刺にも使うなら、METSバーチャルオフィスのネットショップ(1年目18,370円)
  • 着払いの返品を受け取るなら、DMMバーチャルオフィスのミニマムプラン(月に1回届く場合の1年目17,380円)か、バーチャルオフィス東京・銀座の通販サイト用
  • METSバーチャルオフィスのライトは、名刺やホームページに載せるだけなら最安(1年目7,090円)だが、特定商取引法の表示には使えない
  • ファンレターは、届いたものを確かめて転送するNAWABARIが向く
  • 法人にする予定があるなら、登記もできるオフィスゼロワン(1年目11,000円。転送のオプションを付けると27,500円)