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バーチャルオフィスの解約|連絡の期限、自動更新、途中解約の返金と違約金、本店移転と乗り換え

公開日 バーチャルオフィスDB編集部

バーチャルオフィスの解約|連絡の期限、自動更新、途中解約の返金と違約金、本店移転と乗り換え

バーチャルオフィスの解約の連絡の期限は、主な会社で1週間前から3か月前まで幅があります。期限を過ぎたときも、同じ条件で自動で更新する会社、手数料3,300円で更新を止められる会社、1か月だけ延びる会社と、扱いが分かれます。法人は、本店を移したことを示す登記簿の写しを、解約の日までに出すよう求められ、出すまで解約の申請を受け付けない会社もあります。

金額はすべて税込です。料金と条件は2026年10月時点のものです。税別と書かれた額と税の表記のない料金は1.1倍にし、違約金と登録免許税は書かれた額のままにしています。

主な15社の解約の決まり

15社のうち、最低契約期間を払い方によらず1年とするのはGMOオフィスサポートとBLOOMです。申し出てから決まった日に解約になる会社でも、METSバーチャルオフィスの12か月一括とオフィスゼロワンの年払いは1年ごとに自動で更新し、途中で解約しても残りの期間の料金は返りません。

会社 最低契約期間 解約の連絡の期限と方法 期限を過ぎたとき 途中解約の返金
GMOオフィスサポート 1年 利用期間が終わる14日前まで・マイページの解約フォーム 1年延びる 返さない
DMMバーチャルオフィス なし 規約では、解約する月の末日の1か月前まで。よくある質問では、確認に7営業日ほどかかるので、解約する月の中旬までの申請を目安としている・会員サイト 半年・年間契約で、やむを得ず手続きが遅れた場合は、会社の判断で単月の契約に変えて更新することがある 返さない
レゾナンス なし 次の更新日の1か月前まで・会員サイト 解約の事務手数料3,300円で更新を止められる(月払いは次の月の料金) 返さない
ワンストップビジネスセンター 6か月(カード払い)・1年(銀行振込の年払い) 解約する日の1か月前まで・メールかFAXで伝え、届いた書式の申請書に自筆で署名・押印して郵送 — 年払いは返さない。最低契約期間に満たずにやめると、残りの期間の料金を払う
Karigo 明記なし(初回に2か月分を払う) 申請から最短で1か月後の月末に解約・各種手続きの画面 期限なし(申し出てから決まった日に終わる) 日割りの返金なし
アントレサロン 6か月(住所を使う場合) 解約の申入書を出した月の翌月末に解約 期限なし(申し出てから決まった日に終わる) —
バーチャルオフィス1 明記なし(年払いと単月の契約) 解約する月の前の月の末まで・マイページ 自動更新(申請がなければ) 返さない
オフィスゼロワン なし 解約フォームで申し出た日から14日目に終わる 月払いは期限なし(申し出てから決まった日に終わる)。年払いは1年ごとの自動更新 年払いは返さない
オフィスナビ 明記なし(1か月・3か月・年間から選ぶ) 次の更新日の1週間前まで — 返さない
METSバーチャルオフィス 3か月(月払い)・1年(12か月一括) 申請した月の翌々月末に解約・解約フォーム 月払いは期限なし(申し出てから決まった日に終わる)。12か月一括は1年ごとの自動更新 12か月一括は返さない
BLOOM 1年 更新日の1か月前まで・メールで伝え、自筆の署名と押印をした申請書を、運営会社が指定した方法で出す 解約の事務手数料3,300円 返さない
ユナイテッドオフィス 明記なし(月払いは3か月分を前納) 解約する日の1か月前まで・退会届のフォーム(月払いは次の月の分を払って解約) 前納は自動更新 返さない
NAWABARI 1か月か12か月(契約による) 次の決済日まで・問い合わせのフォーム 自動更新 契約期間の途中では解約できない
スタートアップ 1か月 解約したい日の1か月以上前・メールかFAX(会社が解約確認のメールを送った時点で完了) 同じ条件で更新(解約の申し出がなければ) 入金後は原則返さない(30日の返金保証は別)
サーブコープ 1か月 1か月前まで(12か月契約は終了日の1か月以上前) 終了日の1か月前を切った連絡なら、終了日の翌月の末日に解約 —

「—」は、公式サイトに記載が見つからなかった欄です。「期限なし」は、申し出た日から決まった日(14日目・翌月末・翌々月末など)に解約になる会社です。

解約の連絡の期限と、実際に縛られる期間

期限に間に合っても、申請から解約まで1〜3か月かかる会社があり(Karigo・METSバーチャルオフィス)、その分も払います。

解約の連絡の期限

自動更新を止めるには、決まった期限までに解約の連絡をします。期限は、次の更新日の1週間前(オフィスナビ)から、最低契約期間が終わる3か月前(15社の表にないクロスコープの店のページの案内で、書面で伝える)まで幅があります。

ワンストップビジネスセンターは、メールかFAXで伝えたあとに届く書式の申請書を郵送します。BLOOMは、署名と押印をした申請書を、運営会社が指定した方法で出します。スタートアップは、会社が解約確認のメールを送った時点で手続きが終わる決まりなので、メールが届かないときは問い合わせます。

実際に縛られる期間

最低契約期間を決めていない会社でも、年払いや半年払いを選ぶと、その期間の料金は前払いになります。実際に縛られるのは、最低契約期間と、選んだ払い方の期間の長いほうです。

さらに、解約の連絡から実際に解約されるまでの日数が加わります。Karigoは、初回に2か月分を払い、そのあと解約を申請しても最短で1か月後の月末の解約です。METSバーチャルオフィスは申請した月の翌々月末なので、月払いでも、申請してから最長で約3か月分を払います。

期限を過ぎたときと、途中解約

解約の連絡が期限に遅れたときの扱いは、4つに分かれます。途中でやめたときは、前払いした分を返さない会社がほとんどです。

期限を過ぎたときの4つの扱い

扱い 会社
同じ条件で自動で更新する(年払いなら、もう1年分を払う) GMOオフィスサポート(更新後の利用期間は1年)・バーチャルオフィス1・ユナイテッドオフィス(前納の人)・NAWABARI・スタートアップ・METSバーチャルオフィス(12か月一括の人)・オフィスゼロワン(年払いの人)
手数料を払えば更新を止められる レゾナンス(解約の事務手数料3,300円。月払いの人は次の月の料金)、BLOOM(3,300円)
1か月だけ延びる サーブコープ(契約の終了日の1か月前を切った連絡なら、終了日の翌月の末日に解約)
単月の契約に変えて更新することがある DMMバーチャルオフィス(半年・年間契約で、やむを得ず手続きが遅れた場合)

同じ条件で自動で更新する会社のうち、連絡の期限を決めている5社は、期限を1日でも過ぎると、次の更新日まで使ってから解約することになります。METSバーチャルオフィスの12か月一括とオフィスゼロワンの年払いは、解約の日(申請した月の翌々月末、申し出た日から14日目)が更新日より後になると、次の1年分を払うことになります。表で「—」の会社は、期限を過ぎたときの扱いが公式サイトに見つかりませんでした。

途中解約の返金

表の15社では13社が、途中で解約しても残りの期間の料金を返さない(NAWABARIは途中で解約できない)と書き、アントレサロンとサーブコープは記載が見つかりませんでした。

例外として、電話代行大阪は、6か月・12か月の割引のコースを途中でやめても、解約のときに残金があれば銀行振込で返します(振込の手数料は自分で払う)。

途中解約の違約金

途中でやめたこと自体に「違約金」をかける会社は、主な会社では見当たりません。DMMバーチャルオフィスは「違約金および最低契約期間は設けておりません」とし、アントレサロン・METSバーチャルオフィス・BLOOM・Karigo・オフィスナビ・TAPIOCAも、解約金や違約金がかからないと書いています。

ただし、ワンストップビジネスセンターは、最低契約期間(カード払いは6か月、銀行振込の年払いは1年)に満たずにやめると、残りの期間の月額を全部払います。

解約の連絡のあとに払うお金と、返ってくるお金

会社 決まり
ユナイテッドオフィス 月払いの人は、次の月の分を払って解約する。電話付きのプランの保証金10,000円と郵便の預け金の残りは、解約した日から2か月後に返す
バーチャルオフィス1 最後の月の郵送費を、翌月末に請求する
Karigo 毎月5日に翌月分を前払いのポイントから引き、引いたあとは返さない
レゾナンス 預け金の残りから、振込の手数料を引いて返す

申し込んですぐの返金の保証

申し込みや利用開始から30日〜2か月のうちにやめれば、初期費用や料金を返す保証を付けている会社があります。口座が作れなかった場合を条件に入れている会社もあります。

会社 期限 返す場合
オールワン名古屋 サービスを始めてから30日 理由を問わず全額。法人登記・開業届・口座の開設ができなかった場合も申請できる
スタートアップ 契約した日から30日 住所が原因で銀行の口座が作れなかった、オンラインショップを開けなかったなど、本来の目的の仕事が始められなかった場合、初期費用と月額を返す(決まった事務手数料はかかる。お試しのプランは除く)
ワンストップビジネスセンター 申し込んだ日から30日(トップページでは、サービス開始から30日) サービスに不満があって書面で解約を申し出れば、初期費用と最初の月の料金を返す(実費は除く。トップページでは、払った全額を返すとしている)
バーチャルオフィス東京・銀座 1か月(サービスの中身への不満は2か月) 開示された住所が不都合・不満な場合、銀行の口座が作れなかった場合は1か月以内、サービスが思っていたものと違った場合は2か月以内に解約を伝えれば、入会金と契約金を全額返す(料金のページでは「返金保証キャンペーン」として案内)
バーチャルオフィス1 記載なし 法人の口座が作れずに解約する場合、入会金と基本料金を返す(会社の決めた方法で口座を申し込むことが条件)

年払いと月払い、どちらで始めるか

月払いが年払いの月あたりの何倍かで、年払いのほうが安くなる月数が決まります。主な会社で計算しました。

月払いと年払いの境目

月払いで使った額が、年払いの1年分を超える月を「境目」として出しています。たとえばDMMバーチャルオフィスは、年払いが30,360円、月払いが5,500円なので、月払いで6か月使うと33,000円になり、年払いの1年分を超えます。

会社 年払い(1年分) 月払い(1か月) 年払いが安くなる境目
バーチャルオフィス1 10,560円 3,960円 3か月以上使うなら
スタートアップ 6,600円 1,958円 4か月以上使うなら
DMMバーチャルオフィス(ベーシック) 30,360円 5,500円 6か月以上使うなら
NAWABARI(ビジネス) 19,800円 3,300円 7か月以上使うなら(6か月で同じ額)
ユナイテッドオフィス(メールボックス) 27,720円 3,850円 8か月以上使うなら
オフィスナビ 25,800円 3,200円 9か月以上使うなら
オフィスゼロワン 5,500円 550円 11か月以上使うなら(10か月で同じ額)
ワンストップビジネスセンター(エコノミー) 58,080円 5,280円 12か月使うなら(11か月で同じ額)

ユナイテッドオフィスの年払いは12か月前納(月2,310円)の12か月分、ワンストップビジネスセンターの年払いは、銀行振込で1年分を一括にすると1か月分が無料になる額です。入会金は、どちらで払っても同じなので入れていません。

年払いが安くなる境目

月払いが年払いの月あたりの2倍を超える会社(バーチャルオフィス1・スタートアップ・DMMバーチャルオフィス)は、境目が3〜6か月です。境目の月数以上使うなら、年払いのほうが安くなります。

半年払い・3か月契約・最低3か月の月払いがある会社

こうした払い方がある会社では、使う期間によって、年払いより安くなる払い方があります。使う期間ごとに、いちばん安い払い方を計算しました。

使う期間 DMMバーチャルオフィス オフィスナビ ユナイテッドオフィス METSバーチャルオフィス
3か月 16,500円(月払い) 8,200円(3か月契約) 11,550円(月払い) 8,910円(月払い)
6か月 23,100円(半年払い) 16,400円(3か月契約×2回) 17,160円(6か月前納) 17,160円(12か月一括)
9か月 30,360円(年払い) 24,600円(3か月契約×3回) 27,720円(12か月前納) 17,160円(12か月一括)
12か月 30,360円(年払い) 25,800円(年払い) 27,720円(12か月前納) 17,160円(12か月一括)

METSバーチャルオフィスは、登記できるビジネスプラス(郵便受取)の額で、月払いは月2,970円・12か月一括は月1,430円です。どの会社も、期間を限った割引(METSの新規契約の割引など)は入れず、通常の料金で計算しています。

6か月だけ使うなら、DMMバーチャルオフィスは半年払いが年払いより7,260円安くなります。9か月だけ使うなら、オフィスナビは3か月契約を3回続けるほうが年払いより1,200円安くなります。

法人登記に使う場合は、乗り換えるたびに本店の移転の費用もかかります(あとの節で計算しています)。

法人は、解約の前に本店を移す

法人登記にバーチャルオフィスの住所を使っている法人は、解約の前に、本店の移転の登記をします。運営会社の多くは、解約の日までに、移したことを示す「履歴事項全部証明書」(登記簿の写し。法務局で取れる)を出すよう求めます。

証明書を出す時期

会社 証明書の扱い
DMMバーチャルオフィス すべての媒体から住所を消してから解約を申請する。申請のときに、住所を変えたあとの履歴事項全部証明書と、媒体の住所を変えたことが分かる画像を出す
Karigo 解約申請のフォームで、移転か閉鎖の登記が済んでいることを確かめる。解約は申請から最短で1か月後の月末
ワンストップビジネスセンター 1か月前までにメールかFAXで連絡し、解約の日までに本店の移転の登記をして、履歴事項全部証明書を郵送する。届いて確かめられた時点で解約になる
バーチャルオフィス1 前の月の末までに申請する。移転か閉鎖の登記を確かめてから解約を認め、更新の期限までに認められなければ自動で更新する
レゾナンス 解約の日までに、住所を変えたあとの履歴事項全部証明書(発行から6か月以内)をメールで出す
GMOオフィスサポート 解約の日までに、登記・ホームページ・名刺などから住所を消し、住所を変えたあとの履歴事項全部証明書を出す。出さないと、利用期間がさらに1年更新される
オフィスナビ・ユナイテッドオフィス 解約の日までに、6か月以内の履歴事項全部証明書を出す
バーチャルオフィス東京・銀座 解約の日までに移転の登記をして証明書を出す。出せない場合は、会社が期日を決めて解約する

解約を申請する前に登記を終えておく必要があるのは、DMMバーチャルオフィス(申請のときに証明書と画像を出す)とKarigo(申請のフォームで登記が済んでいることを確かめる)です。Karigoは申請から最短で1か月後の月末の解約なので、登記はその分早く終えておきます。ワンストップビジネスセンターとバーチャルオフィス1は連絡を先に出せますが、解約の日(更新の期限)までに登記が終わっていないと、解約にならないか、自動で更新されます。

登記の申請から終わるまでの日数は、法務局と時期によって違います。アントレサロンの本店移転の案内では、法務局に申請してから登記が終わるまでの予定を1〜2週間としています。

本店の移転にかかる費用と期限

本店の移転の登記には、登録免許税がかかります。移す先が今と同じ法務局の管轄の中なら3万円、管轄の外なら、元の住所と新しい住所の2か所で登記するので6万円です。司法書士に頼む場合は、別に報酬がかかります。

会社法では、本店を移したときは2週間以内に登記をします。管轄の中で移すなら本店の所在地で変更の登記(第915条)、管轄の外へ移すなら、元の所在地と新しい所在地の両方で登記します(第916条)。

定款に本店の所在地を番地まで書いている場合や、区や市まで書いていてその外へ移す場合は、定款の変更も要ります。株式会社は株主総会の特別決議、合同会社は、定款に別の定めがなければ社員全員の同意です。

登記のあとは、税務署(異動届出書)・都道府県・市区町村・年金事務所などに、住所が変わったことを届けます。

解約のあとも住所を使い続けたときの違約金

会社 解約後に住所を使い続けたとき
レゾナンス 更新を止めた人が、契約期間が終わるまでに住所の記載を消すなどの手続きを終えなかった場合、1か月あたり2,200円
GMOオフィスサポート 利用契約が終わったあとに使った場合、月5万円(1か月に満たない分は日割り)
スタートアップ 移転の登記が終わるまで、月額の2倍の料金
NAWABARI 住所・電話番号の記載を消さなかった場合、違約金5万円など
オフィスナビ 利用料に当たる額・遅延損害金(年14.5%)・違約金6万円
ユナイテッドオフィス 利用料・遅延損害金と違約金10万円。規約の補則では、解約のあとも住所や番号を使い続けた場合を無断使用とし、違約金30万円
レンテンイマジネーション 1日1,000円に加え、月ごとに3万円など

ほかのバーチャルオフィスへ乗り換えるとき

法人が乗り換えるときは、登録免許税と、二重に払う月額がかかります。

乗り換えにかかる費用の例

月払いの会社から月払いの会社へ乗り換える例で、1回の乗り換えにかかる額を計算しました。新しい会社は、入会金と月額が5,500円の会社(DMMバーチャルオフィスのベーシックの月払い)の例です。

費用 計算 額
本店の移転の登録免許税 同じ法務局の管轄の中なら3万円、管轄の外なら3万円×2か所 30,000円か60,000円
新しい会社の入会金 例:5,500円 5,500円
二重に払う月額 例:月払い5,500円×1か月(新しい会社を先に始める1か月) 5,500円
合計 30,000円+5,500円+5,500円(管轄の外なら60,000円+5,500円+5,500円) 41,000円(管轄の外なら71,000円)

ここに、運営会社に出す履歴事項全部証明書の手数料や司法書士の報酬が加わります。ユナイテッドオフィスの電話付きのプランのように、保証金や預け金を先に払う会社もあります。

乗り換えで月額が1,000円下がっても、1年で下がるのは12,000円です。上の例の41,000円を取り戻すには、41か月(41,000円÷1,000円)、約3年5か月かかります。登記に使っていない個人なら、移転の登記がないので、入会金と二重に払う月額だけで済みます。

乗り換えの順番

バーチャルオフィス1は、契約を結ぶ前に住所を使ったり登記したりすることを禁じていて、登記は契約のあとになります。Karigoは、移転の登記の代行(提携の書士の紹介)を、利用が始まってから受け付けています。

  1. 今の会社の更新日、解約の連絡の期限、証明書を出す時期を、上の表で確かめる
  2. 新しい会社に申し込み、本人確認の書類(会社によっては履歴事項全部証明書も)を出して審査に通る
  3. 連絡と証明書を別の日に出せる会社(GMOオフィスサポート・ワンストップビジネスセンターなど)なら、期限に合わせて今の会社に解約を伝える
  4. 新しい住所で本店の移転の登記を申請する。DMMバーチャルオフィスやKarigoのように、解約の申請の前に登記を終えておく会社は、登記を終えてから解約を申請する
  5. 移転後の履歴事項全部証明書を今の会社に出し、「本店の移転にかかる費用と期限」で挙げた役所に届け、銀行・取引先にも新しい住所を知らせる。名刺・ホームページ・特定商取引法の表示も変える

年払いの会社から乗り換えるなら、更新日の1か月ほど前に新しい会社の利用を始め、二重に払う期間を1か月ほどに抑えます。月払いの会社でも、解約の連絡から解約までの日数(METSバーチャルオフィスは申請した月の翌々月末、Karigoは申請から最短で1か月後の月末)だけ、二重に払う期間ができます。

解約しやすい会社を選ぶなら

これから申し込む人で、短い期間だけ使う予定がある、続けるか分からない、という場合は、表の決まりから、最低契約期間が短い、月払いがある、解約の手続きが簡単、の3つで選びます。法人登記に使う人は、証明書を出す時期にも余裕のある会社を選びます。

まず数か月だけ使いたい

3つの条件に合う会社のうち、月払いがいちばん安いのはオフィスゼロワンです(月550円)。最低契約期間がなく、解約フォームで申し出た日から14日目に契約が終わります。店は東京都板橋区の1か所です。

全国の店
1店
法人登記できるプランの月額
458円〜
毎週転送の1年
27,500円
窓口で受け取れる店
1店
会議室のある店
なし

スタートアップも、最低契約期間は1か月で、月払いは月1,958円です。契約した日から30日の返金の保証があり、解約は、解約したい日の1か月以上前にメールかFAXで伝えます。

全国の店
7店
法人登記できるプランの月額
550円〜
毎週転送の1年
29,260円
窓口で受け取れる店
なし
会議室のある店
なし

法人登記に使い、解約の手続きに余裕がほしい

最低契約期間の定めが見当たらず、月払いがあり、連絡を先に出して証明書は解約の日までに出せばよいのは、表の15社では、レゾナンス(次の更新日の1か月前まで)、バーチャルオフィス1(前の月の末まで)、オフィスナビ(次の更新日の1週間前まで)、ユナイテッドオフィス(1か月前まで)です。解約の申請の前に登記を終えておくDMMバーチャルオフィスやKarigoより、登記の日数に余裕を持てます。

よくある質問

3問とも、決まりを書いている会社の例で答えます。

法人をたたむときも、本店の移転が必要ですか?

法人をたたむ(清算が結了する)場合は、移転ではなく、閉鎖の記載がある登記の証明書を出す運営会社があります。DMMバーチャルオフィスは、清算結了日が載った閉鎖事項証明書と、ホームページなどの住所を消したことが分かる画像を出せば、解約を申請できます。バーチャルオフィス1は、法人をたたむ場合は登記を閉鎖して清算結了を証明する書類を出し、休眠している会社なら本店の移転の登記をするよう求めています。

解約したあとに届いた郵便物はどうなりますか?

レンテンイマジネーションは、利用が終わった日のあとに届いた郵便物を1か月だけ預かり、期限の日に着払いで返します。

住所で許認可が取れなかったら、途中で解約できますか?

バーチャルオフィス1は、許認可が取れるかどうかは契約の前に自分で監督官庁に確かめるよう求め、いかなる理由でも途中解約には応じないと書いています(解約の案内のページでは、途中解約はできるが返金しないとしています)。税理士・古物商・宅地建物取引業など10の業種は、許認可にこの住所を使えません。

まとめ

この記事で比べた解約の決まりと計算から、余分に払わないための点を挙げます。

  • 解約の連絡の期限は、1週間前から3か月前まで会社ごとに違う
  • 期限を過ぎたときの扱いは、同じ条件での自動更新(年払いなら1年分)、手数料3,300円で止められる、1か月だけ延びる、単月の契約で更新する、の4つに分かれる
  • 年払い・半年払いで前払いした分は、途中でやめても戻らない会社がほとんど
  • 途中でやめたこと自体に違約金をかける会社は見当たらないが、ワンストップビジネスセンターは最低契約期間に満たないと残りの期間の料金を払う
  • 30日〜2か月の返金の保証がある会社がある(口座が作れなかった場合など)
  • 月払いが年払いの月あたりの2倍を超える会社は、3〜6か月以上使うなら年払いのほうが安い
  • 法人は、解約の日までに本店を移し、履歴事項全部証明書を出す。DMMバーチャルオフィスとKarigoは、解約の申請の前に登記を終えておく
  • 解約後に住所を使い続けると、5万〜30万円の違約金を定めている会社がある(NAWABARI・オフィスナビ・ユナイテッドオフィス)
  • 法人の乗り換えは、登録免許税・入会金・1か月の二重払いで1回4万〜7万円ほどかかる(入会金と月額が5,500円の会社の例)